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20歳代後半の貴重な3年間(あるいは更に長期間)を費やして博士号を取得しましょう!

博士号が取れたらすごい

博士号は博士課程に進学すれば誰でも取れるわけではありません。例えば,2020年度京都大学博士後期課程の修業年限内学位授与率は46.1%でした。工学でも62.2%となっています。

手厚い経済支援

博士課程への支援は充実しています。年間200~240万円が支給される制度も。国税庁によれば,大企業勤務の25歳~29歳の平均給与は約418万円でした。修士で就職する人との差はそこまで大きくないことが分かります。

好きな研究ができる

博士課程はわざわざ学費を支払っているくらいなので,好きなテーマで研究する権利があります。就職してしまった場合,研究職であっても会社の経費で進学・留学させてもらうまでは好きなテーマに取り組むのは難しいでしょう。

Publish or Perish

博士課程3年間で十分な業績を挙げることができなければ,消え去るのみです。あなたの実力と運の強さで頂点に上り詰めよう!

Job Hunting

博士号取得者には高い専門性が期待されます。あなたの研究テーマが企業のニーズに合致していれば,即戦力として引く手あまたです。また,博士号があれば大学や国立研究所へ研究者として就職する道が開けます。

Change the World

自分の研究によって新たな知を生み出し人類・社会に貢献できるという魅力があります。こうしたインパクトのある研究は博士課程の3年間だけでは成し遂げることは難しいため,引き続き大学等でポストを得て研究を続ける必要があります。文部科学省の調査によれば,被引用回数の多い論文を執筆した年齢は,30歳~44歳が最も多くなっています。安定したポストを得て,腰を据えてじっくりと研究すれば世界を変えられるような成果が出せるかもしれません。

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